おしゃれに家を建てたい!タイプ別おすすめ外観について解説します!

おしゃれに家を建てたい!タイプ別おすすめ外観について解説します!

専門家

本ページでは以下のことがわかります。

今回の記事では、「注文住宅おすすめの外観」をご紹介してまいります。一言に注文住宅の外観と言っても、その形や種類、テイストなど様々なものが存在します。これからお家を建てる皆様にとって、「お家の顔」となる「外観」。まずは、どんなテイストの外観があり、どのようなカタチの外観があるのかをご紹介しますので、整理していきましょう。そしてご自身やご家族がどんなテイストの外観が好みで、どんなカタチの外観にしたいのかイメージをふくらませる記事になればと思います。

記事の概要はこちらの動画でも確認できます

  • デザイン・外観
  • 2025.5.19

一戸建ての外観デザインの人気スタイル

まずはじめに、住宅の外観についてですが、実に多種多様なデザインがあり、家の印象を左右するとても重要な要素になります。

注文住宅の「外観」の決め方としては、ずばり、「自分や家族の好みのテイストで選ぶ」ことをおすすめします。そして自分の好みを探すためには、様々な住まいを実際に見学に行くことをおすすめします。現在では、あらゆるところに住宅展示場のモデルハウスがあります。ですので、まずは今お住まいのすぐ近くにある住宅展示場にて、どんな外観の住宅があるのかを自分の知見として蓄えることで、好みのテイストの外観が浮かび上がって来るはずです。

とはいえ、ハウスメーカーや工務店、設計事務所などによってもこだわりポイントや独自の商品など様々なテイストとカタチがあります。そこでこちらでは、様々な外観の中でも人気の高い「モダンテイスト」についてご紹介します。

ナチュラルモダン

ナチュラルモダン

注文住宅において人気が高いテイストが「ナチュラルテイスト」「自然素材」デザインになります。最近では「ナチュラル」×「モダン住宅」を「ナチュラルモダン」と総称し、自然の温もりを感じさせる素材感や落ち着いた雰囲気であることから人気の高いデザインテイストの一つになります。立派な柱や梁はそのままに、現代の生活スタイルに合わせてナチュラルテイストやモダンテイストと組み合わせることが多いです。新築の住まいでも、太い柱や梁を設けて古民家風に演出するケースもあります。

日本の四季や一年の風流を感じ、流行に左右される事なく自然体でいられる空間を要望するご家族にはぴったりのテイストかもしれません。自然素材の住宅は外観に自然素材を豊富に使用することもありますし、例えば内観においては、床材には無垢材のオーク・メープル・バーチなどが多く使われます。また、杉の木やヒノキ、ナラなど日本古来の木材も多く使用されます。自然の温もりを感じさせる素材感が好きな人や、シンプルさを求めたい人におすすめです。

モダンデザイン(スタイリッシュ)

モダンデザイン(スタイリッシュ)

次に、新築一戸建てや戸建て建売などで希望されることが多いのが「スタイリッシュ」デザインになります。スタイリッシュデザインはその文字とおり、外観においては極力の無駄を省き、シンプルさと見た目のシャープさを求めたデザインになります。スタイリッシュデザインでよく使用されるものに「ガルバリウム素材」という外観も代表的な特徴の一つです。

また、「真四角で真っ白なキューブハウス」もスタイリッシュデザインと呼ばれます。

スタイリッシュなデザインでは、ベランダやお庭を隠し、日々の暮らしや住まい環境を外から見えなくする工夫が施されるケースも多くあります。また、長年の暮らしや住んだ後のことを考え、メンテナンスや点検・手入れのしやすさを求めた住宅もあります。

スタイリッシュな外観はよく「モダンデザイン」と一緒にされることもあります。

住宅におけるモダンスタイルとは、現代的でムダがないデザイン・設計のことを指します。 豪華な装飾やカラーリングは使わず、シンプルな機能美を基本とするのがモダンデザインの特徴で、コストパフォーマンスに優れ流行に左右されないのも、モダンな家の魅力です。

ただ「モダンスタイル」の特徴は、スタイリッシュですが、よく「シンプルモダン」「ナチュラルモダン」「和モダン」「海外モダン」など組み合わさたワードとして紹介されることがほとんどになります。

シンプルモダン

シンプルモダン

まず、ハウスメーカーや工務店などのモデルハウスや街中でも多く見かけるのが「シンプルモダン」のデザインになります。光沢のあるタイルやガラスドア、大理石など本物の素材にこだわって、シンプルかつ趣のある現代風な外観に仕上げます。そのコンセプトにおいて、「ホテルライク」や「上質な素材感」などと例えられることもあります。また「シンプルモダン」も各施工会社によってコンセプトも様々で、クラシカル、デザイナーズ、アジアンリゾートなど、テイストが細かに分かれることもあります。

シンプルモダンの特徴は、その色づかいで、グレーや白、ベージュなどベーシックな色調がほとんどで、シンプルでいて装飾がほとんどなく、モノトーンを中心とした色使いが特徴です。直線的なラインのデザインが多く、スタイリッシュな印象を与えられます。ごまたシンプルモダンなデザインは、ハウスメーカーや一級建築士などの設計事務所が得意とする場合もあるので、ハウスメーカーや設計事務所などに依頼するのも選択肢の一つになります。

外観デザインを決める際に考慮すべきポイント

さてモダンデザインの次は、具体的な外観のデザインを決める際に考慮したいポイントをご紹介します。外観を決める際に重要な「カタチ・デザイン」。

外観のカタチもテイストと同様、様々なカタチやデザインがあります。

ぜひこれからご紹介するポイントを参考にしてみてください。

外壁の色使い

外壁の色使い

まず大前提、注文住宅や新築一戸建てを検討する上ではじめに非常に重要なステップとなるのが、外壁の色使い、外観のテイスト、コンセプトを決めることになります。

注文住宅の外観の色は、多くても2〜3種類に留めることをおすすめします。コンセプトに合うメインカラーを決めて、バルコニーや窓枠、玄関ドアなどにアクセントカラーを使うと全体の雰囲気がまとまりやすいです。

ベースカラーとアクセントカラーのバランスを取るようにしましょう。

なお、面積や日の当たり方で色の印象は大きく異なります。イメージと異なる住宅が完成して後悔するケースも多いため、サンプルだけでなく住宅展示場など実物に近い環境で確認してから選びましょう。

外壁の色のサンプルを見るときには、なるべく大きなカラーサンプルを見るのがおすすめです。

大きい面積は小さい面積よりも色が鮮やかに見える色彩効果があるため、小さいサンプルだけで色を決めた場合、実際に完成した家が予定の色と微妙に違う。ということもありえますので注意しましょう。

できるだけ大きめのカラーサンプルか、一番良いのは、住宅展示場やモデルハウスで実際のお家を見学することがおすすめです。同じ色を使用している家を確認して、イメージ通りの家を完成させましょう。

また、カラーサンプルを見る場所にも注意が必要です。

太陽光の下で見る色と屋内で見る色とでは、色の見え方が異なり、太陽が当たると明るく薄く見えます。

カラーサンプルは必ず屋外でも確認するようにしましょう。

屋根の形状

屋根の形状

外観の印象を左右するのが「屋根」。家のスタイルに合わせた屋根選びが重要になります。

屋根の形状は、主に以下の5種類があります。

● 切妻屋根

切妻屋根とは、本を開いて伏せた状態に似た形状の屋根です。シンプルな構造でかわいらしい印象の外観になりやすく、ナチュラルや北欧スタイルの家によく採用されています。また瓦風の屋根材を選べば和テイストにも対応できるため、柔軟性の高い屋根形状といえます

● 招き屋根

招き屋根とは、切妻屋根の接点をずらして段違いにした形状の屋根です。片方の屋根面を長くしたり形を変えたりすれば、アシンメトリーな変化のある外観を作れます。屋根裏スペースを広く確保でき、屋根裏の断熱性や通気性にも優れています。

● 片流れ屋根

片流れ屋根とは、一方向に傾斜をつけた形状の屋根であり、スタイリッシュな外観が作れる点が人気の理由です。直線的なラインが強調されるため、モダンスタイルの家に似合います。切妻屋根に比べて屋根裏にデッドスペースが生じにくく、狭い敷地で空間を有効活用したい場合におすすめです。

● 陸屋根

陸屋根(りくやね・ろくやね)とは、勾配のないフラットな形状の屋根を指します。四角い形を強調した外観が特徴的で、屋上スペースを有効活用できます。また清掃や補修などメンテナンスしやすい点もメリットです。

● 寄棟屋根

寄棟(よせむね)屋根とは、頂上から4方向に傾斜をつけた形状の屋根です。どの方向から見てもバランスの取れた外観で、安定感のある落ち着いた印象を与えます。

しかし、施工の手間やコストがかかる点には注意が必要です。

窓のデザイン

窓のデザイン

窓の種類や形、大きさを揃えることで統一感を出すことも大事になります。大きな一枚窓にするのか、それとも天窓をつけて外からの視線が入らないようにするのかなど。外観を決める際には「窓のデザイン」にも気を配らなければなりません。また、窓のデザインを決める上で大事になるのが、「家のカタチ」になります。家のカタチも様々あり、家のカタチを決めなければ、窓のデザインにも影響が出てきます。

● 四角い形をした総2階の家

総2階とは、住宅の1階と2階がほぼ同じ形状で外周面がそろった状態の家。四角いシンプルな外観で、凹凸がなく外観デザインが単調になりやすいですが、構造バランスが良く、太陽光パネルを設置しやすく熱損失が少ないため省エネ面で有利であるなど機能面で優れています。

● 平屋住宅

平屋住宅は一階建てのとても人気のある住まいになります。平屋の場合も、比較的シンプルなつくりになるため、窓の設置やデザインも考えやすくなります。2階建てよりも耐震性に優れており、また2階への上り下りがないため、老後や暮らしやすさを考えた場合にもメリットが大きいので人気があります。

● L字型の家などカドの多い家

L字型などカドの多い家は、複雑な形状の敷地に対応でき、スタイリッシュで個性的な外観を作ることができます。また中庭やテラスなどを設置できます。窓を設置できる面が多くなるため、採光や風通しが良い点も魅力です。

玄関ドアのアクセント

玄関ドアのアクセント

これまでシンプルなデザインやモダンな外観のご紹介をしてきましたが、アクセントを加えるなら、玄関ドアが効果的でおすすめになります。玄関ドアのアクセントには、色や素材、組み合わせなどさまざまな工夫があります。

●色でアクセントをつける

白い壁と組み合わせると、ニュートラルカラーでも上品に引き立てられます。
ネイビーやブラックなどの落ち着いた色で、モダンで洗練された雰囲気にできます。

ビビッドな色で外観のアクセントにするのもよいでしょう。

ブラウンなどのアースカラーで、温かみと落ち着きを与えます。

●素材でアクセントをつける

石材や塗り壁、木目と組み合わせると高級感と重厚感が増します。

和風住宅の場合は、杉材などの明るい木目の戸と組み合わせるのも定番です。

●組み合わせでアクセントをつける

外壁の一部とドアを木目でそろえてコーディネートします。

窓枠や屋根、フェンスと同じ色を使うと、建物と玄関ドアの一体感が生まれます。

石材などの自然素材と組み合わせると邸宅風の面持ちになります。

おしゃれな外構

おしゃれな外構

そして外観がほぼほぼ決まって来たら考慮したいのが、「外構」になります。外構とはエクステリアなどとも呼ばれ、外観に合った外構デザインを意識することで、お家全体の統一感を保てます。

  • 駐車スペースの確保
  • 玄関アプローチのデザイン
  • フェンス・植栽の検討
  • ウッドデッキや庭の活用法
  • 草花や木々を植えた、グリーンを家のまわりに上手に取り入れる

など、外観だけでなく、外構全体をどのようにデザインするかも忘れずに外観を決めていきましょう。そうすれば、最後に大きな修正や変更も少なくなり、希望通りのデザインになる確率も上がります。

まとめ エピローグ

さて今回の記事では「おすすめの外観」についてご紹介してまいりましたが、いかがでしたでしょうか?

おすすめの外観について、「モダンテイスト」や「外観選びのポイント」に関してご紹介して来ましたが、今後の家づくりの参考になればと思います。

今後こちらの記事では、注文住宅や新築一戸建てを検討する上で、「役に立つ情報」や「知って得する家づくりのポイント」などを随時配信する予定です。

一生に一度のマイホームを「失敗しない」ために、様々な情報をご紹介できればと思います。

また、このコンテンツを発信している「まるっと住まいの窓口」では、

住宅を検討しているあらゆる方の「相談の窓口」も開設しております。

気になった方や住宅のことを誰に相談したらいいのかわからずに悩まれている方は、ぜひまるっと相談窓口にお問い合わせください。

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