無駄のないコンパクトな暮らしや効率化ミニマリストの暮らし方をご紹介!

捨てる・譲る・サイズダウンに慣れる

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日々の生活において、無駄を減らして必要最低限のモノだけで暮らしたい方が最近増えています。そこで今回の記事では、「コンパクトな暮らし」や「ミニマリストの住まいづくり」に着目して、ご紹介します。「効率の良い間取り」「無駄のない家づくり」など、極力モノを増やしたくない方や効率を重視される方、シンプルな暮らし方について解説してまいります。

記事の概要はこちらの動画でも確認できます

  • 暮らし方
  • 2025.6.19

コンパクト/ミニマリストな暮らしとは?

コンパクト/ミニマリストな暮らしとは?

コンパクトな暮らし、ミニマリストな暮らしは、不要なものを減らし、本当に必要なものや好きなものだけに囲まれたライフスタイルになります。最小限主義とも呼ばれ、物を減らしてシンプルに暮らしたい方に人気が高まっています。自分の価値観やライフスタイルを尊重しながら、無理のない範囲で実践します。

実践のコツ

では具体的に、コンパクトな暮らし方やミニマリストの暮らしとはどのような暮らしなのか。そのコツやポイント、工夫するべき点などについて見ていきましょう。

小さな空間から片付ける

小さな空間から片付ける

一言でコンパクトな暮らしと言っても、いきなり住まい全体やお部屋全体をごっそりと片付けたり、モノを捨てたりするのは得策ではありません。いきなり家全体に着手すると挫折しやすいため、まずは小さな成功体験を積んでいくことをおすすめします。

例えば、机の引き出しであったり、キッチンの食器収納であったり、洗面所やランドリースペースなど、小さな空間やコンパクトな範囲から片付け始めることがおすすめです。

捨てる・譲る・サイズダウンに慣れる

捨てる・譲る・サイズダウンに慣れる

コンパクトな暮らしやミニマリストを追求するために必要なのは、「思い切りの良さ」でもあります。「捨てる」「譲る」など、手元から少しづつでも良いのでモノを増やさないように心がけましょう。「捨てる」が難しい場合はリサイクルに出したり、人に譲ったり、小さいサイズに替えたりするのもいいでしょう。

引越しや大掃除は、絶好の“捨て時”として活用しましょう。

不要なものを買わない・もらわない

不要なものを買わない・もらわない

大前提として、ミニマリストと呼ばれる人たちは「モノが増えない」暮らし方をしています。衝動買いなどはもってのほかですが、衝動買いを防ぐために、買い物のルールや予算を決めるといいでしょう。

また定期的に所持品を見直すことで、不要品を溜め込まない習慣が身につきます。いきなりは厳しいかもしれませんが、1ヶ月、1週間など定期的に持ち物チェックをするといいでしょう。

食品ロスを減らす工夫

食品ロスを減らす工夫

ミニマリストに大事な要素として、「食品管理」があります。食品を買いすぎずに必要最低限な料理や工夫で日々を楽しむ努力を心がけましょう。贅沢をせず質素な生活を求めることにも繋がりますし、省エネや節約の効果もあります。買いすぎを防ぐためには、リストやアプリで在庫管理を徹底しましょう。また、使用頻度の少ない調味料は小容量タイプを選ぶようにも心がけましょう。

好きなものだけを残す

好きなものだけを残す

“好き”が基準になると生活の満足度は高まります。また、自分が好きなものや興味のあるものは執着心もあり、長持ちする傾向にもあります。そうすると無駄なモノを新たに買う必要がなくなり、好きなものを長く使い続ける習慣が生まれます。

真にときめくものや心から必要と感じるものを厳選しましょう。

部屋をエリアごとに区切って整理

部屋をエリアごとに区切って整理

住まい全体やお家全体で括るのではなく、キッチン・リビング、ダイニングなど、ゾーンごとに必要なものを絞り込むといいでしょう。

エリアごとに区切って整理することで、整理整頓する習慣とやる気に大きく差が出ます。また、よく使用する場所の近くに収納をまとめると、家事動線が短くなり効率的な整理や片付けが可能になります。

生活感を消す収納の工夫

生活感を消す収納の工夫

収納扉付きの棚やパントリーを活用して日用品を隠すといいでしょう。最近では、おしゃれな壁付きの収納や屋根裏や階段下などのデッドスペースや見えない空間を利用した収納工夫も増えています。見せたいもの・見せたくないものを区別して収納をデザインしましょう。

コンパクト/ミニマリストな暮らしのメリット

コンパクトな暮らしやミニマリストな生活には多くのメリットがあります。ライフスタイルやライフステージによってどのようなメリットがあるのかをチェックしてみましょう。

ストレスの軽減

ストレスの軽減

モノが少ない暮らしや必要最低限のモノで暮らす生活では、かかるストレスも少なくなります。部屋がスッキリして、ものを探すイライラが減ります。

また余計な物が少なく、空間がスッキリしていると、掃除や片付けにかかる時間が格段に短縮されます。特にフラットで見通しのよい間取りでは、掃除機やルンバのようなロボット掃除機が走りやすく、日々のストレスを減らせるのが特徴です。

時間の節約

時間の節約

掃除や片づけをする時間が短時間で済み、家事・仕事の効率が格段にアップします。

洗濯物を干す動線が短ければ、その分の時間や労力も軽減され、家事全般を楽にこなすことができます。二階建てではなく平屋のお家にすることで、時間節約のメリットは更に向上します。こうした日常的な時間短縮のメリットは、忙しい家庭ほど大きく感じられるでしょう。

貯蓄が増える

貯蓄が増える

無駄をなくすコンパクトな暮らし方やミニマリストな暮らしは、不要な出費が抑えられ、自然と節約・貯金につながります。

ミニマリストな方は、普段より必要以上な買い物はせず、無駄遣いや衝動買いのような急な出費が限りなく抑えられます。そのため貯蓄が増える傾向にあります。

家事動線が短くなる

家事動線が短くなる

必要最低限の家具やインテリアしか置かない生活では、移動時間や動作が非常に効率的でスムーズになります。そのため、お料理や洗濯、片付けなどの家事が非常にスムーズになり、家事動線の短いストレスのない暮らしができます。

家族の気配を感じやすい

家族の気配を感じやすい

コンパクトなお家やモノが少ない空間では、家族の気配を感じやすく、コミュニケーションが取りやすくなります。特に、平屋の住まいでは、コンパクトな空間のリビングとダイニングがつながっていることも多く、家族との会話が増える住まいになります。

コンパクト/ミニマリストな暮らしの注意点

ここまでメリットについてご紹介してきましたが、逆に懸念したいことや注意しておきたいことなどについて見ていきましょう。

必要なものまで捨ててしまうリスク

必要なものまで捨ててしまうリスク

ミニマリストな暮らし方は、必要最低限なモノしか保存しないため、急な備えに弱いという点があります。例えば、地震や台風などの災害時や停電時に必要な緊急性の高いモノであったり、急な来客に備えた衣服や寝具であったりなど、最低限のストックは確保が必要かもしれません。

味気ない暮らし

味気ない暮らし

コンパクトな暮らしやミニマリストな生活では、新しいモノは極力買わず必要最低限な暮らしになるため、ものを減らしすぎて生活が味気なく感じ、続けられなくなる場合があります。質素な暮らしや無駄遣いをしない暮らしは理想ですが、適度な買い物や趣味を満喫することも必要なこともあります。

緊急時や災害時の備え

緊急時や災害時の備え

上記でもご紹介しましたが、緊急時や災害時の備えや最低限の食料品のストック確保は不可欠になります。ミニマリストと言っても災害対策グッズや非常食などの備蓄は欠かせません。無駄か無駄じゃないかはしっかりと精査する必要があります。

まとめ

さて今回の記事では「コンパクトな暮らし方」や 「ミニマリストな暮らし方」についてご紹介してまいりました。

コンパクトな暮らしやミニマリストな暮らしは、無駄のないシンプルな暮らしを追求しながらも家族の快適さを維持できる、非常に魅力的な暮らしです。今回ご紹介したポイントを参考に、ぜひ家族にぴったりのミニマリストな暮らしを実現してください。

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この記事に関連したよくある質問

どこから片付け始めると良いですか?

小さな引き出しや棚など、狭いスペースから取り組むのがおすすめです。成功体験が得られ、継続しやすくなります。逆にお部屋やお家全体から始めてしまうと、終わりが見えずに途中で諦めてしまいがちです。

捨てるのが苦手ですが、どうすれば慣れますか?

まずは不要なものを譲ったり、小さいサイズに買い替えたりする方法から始めてみましょう。引越しや大掃除のタイミングで思い切って処分するとスッキリ感を得られます。

食材や調味料が増えがちです。どう対処すればいいですか?

使用頻度の少ない調味料は小容量タイプを選ぶ、買い物リストで必要なものだけを購入するなど、食品ロス削減を意識すると管理しやすくなります。

家族が多いとミニマリストは難しいでしょうか?

家族全員が同じ意識を持つのは大変ですが、エリアごとに「これは必須」「これは減らせる」と役割分担して取り組むとスムーズです。共有のものと個人のものを明確に分ける工夫も効果的です。

緊急時や災害時の備えはどうすればいいですか?

ミニマリストであっても非常用の備蓄やグッズは必要です。必要最低限でも防災リュックや水、食料などは確保しましょう。

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