- 暮らし方
- 2026.10.16
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建売と注文住宅は、「早さと分かりやすさ」か「暮らしに合わせる自由度」かで選ぶ

建売住宅と注文住宅のどちらが正解かは、家族が何を優先したいかで決まります。
早く入居したい、価格を早めに確定させたい家庭には建売が合いやすく、間取りや性能を暮らしに合わせたい家庭には注文住宅が合いやすいでしょう。
まずは両者の違いと、それぞれが向く人の結論から確かめてください。
そもそも建売住宅と注文住宅は、何が違う?

| 項目 | 建売住宅 | 注文住宅 |
|---|---|---|
| 買い方 | 土地と建物をセットで購入 | 土地を用意し、住宅会社と建築を契約 |
| 間取り・設備 | 基本的に決まっている | 家族に合わせて決められる |
| 性能 | 物件ごとに決まっている | 断熱や耐震の水準を選べる |
| 価格の確定 | 購入時に分かりやすい | 打ち合わせを経て決まる |
| 実物の確認 | 完成済みなら見てから決められる | 完成するまで実物は見られない |
建売住宅は、土地と建物がセットで販売される住宅です。
完成済み、または建築中の家の中から選んで購入するため、「家を買う」感覚に近いといえます。
一方の注文住宅は、自分で用意した土地に、住宅会社と相談しながら一から設計して建てる住宅です。
こちらは「家をつくる」感覚に近く、間取りや設備、断熱・耐震などの性能まで自分たちで決められます。
同じ一戸建てでも、決められる範囲と進め方が根本から異なると押さえておきましょう。
この違いが、価格や入居までの期間、住み心地の差につながっていきます。
入居時期と予算を最優先するなら、建売が向く

子どもの入学や転勤などで入居時期が決まっているなら、建売は心強い選択肢です。
完成済みの物件なら、契約から引き渡しまでの期間を短く抑えやすく、住み始める時期を計画どおりに決められます。
土地と建物の価格がまとめて示されるため、購入時点で総額を把握しやすい点もメリットでしょう。
間取りや設備にこだわりが少なく、打ち合わせに時間を割けない共働き世帯にも向いています。
「早さ」と「分かりやすさ」を重視するかどうかが、建売を選ぶかの分かれ目です。
立地を最優先して、駅近くの分譲地から選びたい人にも向いています。
間取りや性能にこだわりたいなら、注文住宅が向く

在宅勤務の書斎や家事動線、断熱や耐震の水準にこだわりたいなら、注文住宅が向いています。
建売の間取りは多くの家族に合うように設計されているため、自分たちだけの暮らし方に合わせるには限界があります。
注文住宅なら、家族の人数や働き方、将来の変化まで見込んで間取りを決められるでしょう。
住み始めてから「ここがこうだったら」と感じる場面を減らせることが、注文住宅の大きな価値です。
長く住む家だからこそ、暮らしに合わせられる自由度は検討する価値があります。
性能を自分で選べる点も、注文住宅を選ぶ理由になります。
迷っている人ほど、注文住宅の選択肢を一度は比べておく

「注文住宅は高くて大変そう」と考えて、最初から建売だけを見ている人も少なくありません。
国土交通省の建築着工統計調査報告(令和7年計)によると、2025年の持家は20万1,285戸、分譲住宅のうち一戸建ては11万5,935戸でした。
持家には注文住宅などが含まれ、どちらも多くの家族に選ばれている住まい方です。
迷っているなら、同じ予算で注文住宅がどこまで建てられるかを一度は確かめておくと、後悔の少ない判断につながります。
住宅アドバイザーのコメント
質問
建売と注文住宅で迷う相談者に、最終的に何を決め手にするよう助言していますか?
まるっと住まいの窓口の住宅アドバイザーは、次のように話します。
住宅アドバイザー
「建売と注文住宅の決め手の差として大きいのが、予算と自由度の2つです。予算的に比較的低価で購入できる建売ですが、その分間取りや外観、エリアなどの自由度が下がります。一方、間取りやデザインの自由度が高く、エリアも固定されないのが注文住宅ですが、総費用は高くなる傾向にあります。最終的な判断としては、ご家族の希望ではなく『譲れないもの』になるよう、何を削れば良いのかを一緒に決めていきます。」
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直接ハウスメーカーの担当者へ相談3つの質問でわかる、建売と注文住宅のタイプ診断

建売と注文住宅のどちらが合うかは、いくつかの質問に答えると見えてきます。
ここでは3つの質問に答えるだけで、自分たちがどちら向きかを判断できる診断を用意しました。
夫婦で話し合いながら答えてみてください。
【質問1】 入居したい時期まで、どれくらいの余裕があるか?

最初に、いつまでに住み始めたいかを確かめましょう。
子どもの入学や賃貸の更新など、動かせない期限が近いなら、完成済みの建売を中心に探すほうが現実的です。
反対に、入居まで1年以上の余裕があるなら、土地探しや設計に時間のかかる注文住宅も十分に検討できます。
期限が特に決まっていない家庭は、両方を比べてから決めても遅くはありません。
期限を家族で共有しておくと、相談先にも条件を正確に伝えられます。
入居の期限は、選べる住まいの範囲を左右する最初の条件です。期限から逆算して、動き出す時期も決めておきましょう。
【質問2】 間取りや性能で、譲れない条件はいくつあるか?

次に、間取りや性能で「これだけは譲れない」という条件を書き出してみてください。
条件が1つ程度なら、数ある建売の中から合う物件が見つかる可能性は十分にあります。
書斎や家事動線、断熱の水準など、譲れない条件が4つ以上あるなら、すべてを満たす建売を探すのは難しくなるでしょう。
その場合は、条件を一つずつ形にできる注文住宅のほうが満足度は高まりやすくなります。
「あればうれしい」条件は数に入れず、本当に譲れないものだけを数えるのがコツです。
条件の数が、建売と注文住宅を分ける目安になります。
【質問3】 打ち合わせや土地探しに、時間をかけられるか?

3つ目の質問は、家づくりにかけられる時間です。
注文住宅では、間取りや設備、外観などを決めるために、住宅会社との打ち合わせを何度も重ねることになります。
土地から探す場合は、その前に土地探しの時間も必要です。
平日も休日も忙しく、打ち合わせの時間が取れないなら、建売や、プランがある程度決まった規格型の注文住宅が候補になるでしょう。
家づくりの過程そのものを楽しみたい家庭には、注文住宅の時間はむしろ魅力になります。
夫婦それぞれが使える時間を、正直に見積もっておくことが大切です。
診断結果の読み方と、次に確かめること

3つの質問の答えを並べると、大きく3つのタイプに分かれます。
期限が近く、条件が少なく、時間も取りにくいなら「建売タイプ」、その逆なら「注文住宅タイプ」です。
答えが分かれた家庭は「両方比較タイプ」として、同じ予算で両方の総額を並べてみてください。
どのタイプでも、次に確かめたいのは、予算の上限と、譲れない条件を満たせるかどうかの2点です。
この後の6つの比較軸を使うと、その確認をより具体的に進められます。
診断の結果は、家族の状況が変われば変わることもあります。迷ったら何度でも見直してください。
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直接ハウスメーカーの担当者へ相談建売と注文住宅を比べる6つの比較軸

建売と注文住宅を比べるとき、見る項目が毎回変わると判断がぶれてしまいます。
ここでは、費用・期間・自由度・性能・建築中の確認・土地という6つの軸で両者を比べます。
後半で紹介する「向く人と注意点」も、この6つの軸に沿って整理しています。
【軸1】 総額と費用の内訳

総額は、一般に建売のほうが抑えやすい傾向があります。
住宅金融支援機構の2025年度フラット35利用者調査では、建売住宅の購入価額は全国平均で4,214.8万円でした。
土地付注文住宅は建設費と土地取得費の合計で約5,313万円となり、約1,100万円の差があります。
ただし、住宅面積も建売の100.4㎡に対し、土地付注文住宅は110.3㎡と広めです。
価格差には広さや仕様の違いも含まれるため、条件をそろえて比べてください。
【軸2】 入居までの期間

入居までの期間は、建売のほうが短く済むのが一般的です。
完成済みの建売なら、契約と住宅ローンの手続きが済めば、比較的早く住み始められます。
注文住宅は、土地探し、住宅会社選び、設計の打ち合わせ、工事という工程を順に進めるため、どうしても時間がかかります。
土地がすでにあるか、どれだけ早く要望を固められるかによっても、期間は大きく変わるでしょう。
入居したい時期から逆算して、いつ動き出すべきかを確かめておくことが大切です。
建築中は家賃と住宅ローンの支払いが重なる場合があることも、資金計画に入れておきましょう。
住宅アドバイザーのコメント
質問
土地探しから入居まで、注文住宅は実際にどれくらいの期間を見ておくべきですか?
まるっと住まいの窓口の住宅アドバイザーは、次のように話します。
住宅アドバイザー
「土地を探すところから始める場合、土地が見つかるまでの期間に大きな差があるため一概には言えませんが、平均的に約10〜18か月を見ておくのが現実的です。土地がなかなか決まらないケースや住宅の設計にこだわる場合は、1年半〜2年程度になることもあります。お子様の学校のタイミングなども考慮すると、2年くらい十分な時間をもって検討されるといいと思います。」
【軸3】 間取りとデザインの自由度

間取りとデザインの自由度は、注文住宅が大きく上回ります。
建売では、間取りや外観、設備はあらかじめ決まっており、選べるのは一部の色や仕様に限られることが多いでしょう。
注文住宅なら、部屋の数や広さ、収納の位置、キッチンの形、コンセントの位置まで家族に合わせて決められます。
「玄関から直接パントリーに行ける動線がほしい」といった細かな要望も、形にしやすくなります。
暮らし方にはっきりした希望がある家庭ほど、この差は満足度に表れやすくなるでしょう。
自由度が高い分、決めることが多くなる点も覚えておきましょう。
【軸4】 断熱・耐震など性能を選べる範囲

断熱や耐震などの性能は、注文住宅なら目標を決めて選べるのに対し、建売では物件ごとに決まっています。
建売にも性能の高い物件はありますが、購入者が性能の水準を上げることは基本的にできません。
注文住宅では、断熱等級や耐震等級の目標を最初に決め、それに合った仕様を住宅会社と相談できます。
冬の暖かさや光熱費、地震への備えは、住み始めてから変えるのが難しい部分です。
長く快適に暮らすことを考えるなら、性能を自分たちで選べる点は大きな魅力といえます。
性能の数値は、住宅会社を比べるときの物差しにもなります。
地震への備えを重視するなら、耐震等級3で建てる家の考え方も参考になります。
【軸5】 建築中の工程を確認できるか

建築中の工程を自分の目で確かめられるかどうかも、大きな違いです。
注文住宅では、基礎や構造、断熱材など、完成後は壁や床に隠れてしまう部分を、工事中に現場で確認できます。
完成済みの建売では、こうした部分を直接見ることは難しく、施工の記録写真や検査の書類で確かめることになるでしょう。
建売を検討する場合は、建築中の写真や第三者による検査の有無を尋ねると安心です。
見えない部分まで納得して住み始めたいなら、注文住宅の安心感は大きくなります。
現場を見学できる回数やタイミングは、契約前に確かめておくと安心です。
【軸6】 土地の選び方と立地の選択肢

土地の選び方にも違いがあります。
建売は、販売されている分譲地の中から区画を選ぶ形になり、立地と建物がセットで決まります。
注文住宅なら、通勤や学区に合わせて好きな場所で土地を探せるうえ、親から譲り受けた土地に建てることもできるでしょう。
ただし、土地探しから始める場合は、条件に合う土地が見つかるまでに時間がかかることがあります。
すでに土地がある家庭にとっては、注文住宅が自然な選択肢になりやすいといえます。
土地探しから始めるなら、土地探しも手伝ってくれる相談先を選ぶと進めやすくなります。
候補の土地を絞る前に、買ってはいけない土地の特徴も押さえておきましょう。
気軽に家づくりの相談をしたい方
住宅の専門家へ相談モデルハウスを選んで気軽に相談!
直接ハウスメーカーの担当者へ相談建売住宅が向く人と、選ぶ前の注意点

ここからは、6つの比較軸をもとに、建売住宅が向く人とメリット・デメリットを整理します。
建売には、価格の分かりやすさや入居の早さといった確かな強みがあります。
一方で、暮らしへの合わせにくさや、見えない部分の確認には注意が必要です。
価格が分かりやすく、資金計画を立てやすい

建売の大きなメリットは、土地と建物の価格がまとめて示されるため、資金計画を立てやすいことです。
注文住宅のように、打ち合わせを重ねるうちに金額が変わっていく心配が少なく、購入前に予算との差を確かめられます。
住宅ローンの借入額も早い段階で見通せるでしょう。
ただし、販売価格のほかに、登記費用やローンの手数料、火災保険料などの諸費用は別にかかります。
物件価格だけでなく、諸費用を含めた総額で予算に収まるかを確かめてください。
完成済みの物件では、価格交渉の余地がある場合もあります。
完成した建物を見てから決められ、入居も早い

完成済みの建売なら、実際の建物を見て、日当たりや風通し、部屋の広さを確かめてから購入を決められます。
図面だけでは分かりにくい天井の高さや窓からの景色も、その場で体感できるでしょう。
「思っていたのと違った」という失敗を避けやすい点は、建売ならではの安心感です。
契約から入居までの期間も短く、引っ越しの時期を計画しやすくなります。
家の完成を待つ間の家賃負担を抑えられることも、見落としがちなメリットです。
見学では、周辺の道路や生活施設まで歩いて確かめておくと安心です。
間取りや設備を選べず、暮らしに合わせにくい

建売の間取りや設備は、多くの家族に合うように決められています。
そのため、在宅勤務の書斎がほしい、洗濯から収納までを短い動線にしたいといった個別の要望には応えにくいのが実情です。
住み始めてから収納の不足やコンセントの位置に不便を感じても、後から変えるには工事と費用が必要になるでしょう。
見学のときは、今の暮らしだけでなく、子どもの成長や働き方の変化も想像して確かめてください。
将来の変化まで見込めない場合は、注文住宅も比べてみる価値があります。
後からのリフォームは費用がかさみやすい点も、覚えておきましょう。
性能や見えない部分を、自分で確かめにくい

建売では、断熱材や構造など、完成後に見えなくなる部分を自分の目で確かめることができません。
物件によって性能の水準にも差があり、見た目がきれいでも冬の寒さや光熱費に違いが出ることがあります。
確かめる手段として、住宅性能評価書の有無や、断熱等級・耐震等級の表示を確認するとよいでしょう。
建築中の写真や第三者による検査の記録があれば、見せてもらうと安心です。
こうした書類をきちんと示してくれるかどうかも、売主の姿勢を見極める材料になります。
性能の書類がそろっている物件は、将来売却するときにも説明しやすくなります。
避けたい建売住宅の特徴と、契約前に確認したいこと

避けたい建売住宅には、いくつかの共通する特徴があります。
性能を示す書類がない、建築中の写真や検査の記録を見せてもらえない、保証やアフターサービスの内容があいまい、といった物件は慎重に判断しましょう。
周辺の相場より極端に安い場合は、その理由をきちんと確かめることも大切です。
また、市町村のハザードマップで、浸水や土砂災害のおそれがないかも契約前に確かめてください。
疑問に対して具体的に答えてくれる売主かどうかが、安心して買える物件の目安になります。
気になる点は、契約前に書面で回答をもらっておきましょう。
住宅アドバイザーのコメント
質問
建売住宅を購入した方から、入居後によく聞く後悔は何ですか?
まるっと住まいの窓口の住宅アドバイザーは、次のように話します。
住宅アドバイザー
「建売住宅の場合、後悔したこととして多く聞かれるのは、『日々の生活のしにくさ』です。『コンセントが足りなかった』『収納が少なすぎる』『日差しが入らない、逆に日差しが眩しすぎる』など、生活してみてからわかった暮らしの不自由さについての後悔が圧倒的に多数になります。建売住宅の場合は、内覧や見学の際にしっかりとその点を注意して見学することをおすすめします。」
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直接ハウスメーカーの担当者へ相談注文住宅が向く人と、選ぶ前の注意点

続いて、注文住宅が向く人とメリット・デメリットを、同じ比較軸で整理します。
注文住宅の魅力は、暮らしに合わせた間取りと、自分たちで選べる性能、そして建築中から納得して進められることです。
手間と予算の管理には注意が必要ですが、工夫次第で負担は抑えられます。
家族の暮らし方に合わせて、間取りを一からつくれる

注文住宅の最大の魅力は、家族の暮らし方に合わせて、間取りを一からつくれることです。
共働きなら洗濯から収納までを1か所にまとめる、在宅勤務が多いなら生活音の届きにくい書斎を設けるといった工夫ができます。
子どもが小さいうちは広い一部屋として使い、成長したら二部屋に分けられるようにしておくことも可能です。
暮らしの変化に合わせて使い方を変えられる間取りは、長く住むほど価値を発揮するでしょう。
「自分たちの家」と感じられる満足感も、注文住宅ならではのものです。
家具の配置まで考えて窓や収納を決められます。
断熱・耐震などの性能を、自分たちで選んで決められる

注文住宅では、断熱や耐震などの性能を、自分たちの優先順位に合わせて決められます。
冬の暖かさを重視するなら断熱を、地震への備えを重視するなら耐震を厚くするといった配分も可能です。
性能を高めると建築費は上がりますが、光熱費の抑制や、住み心地の良さとして長く返ってくる部分でもあります。
目標を数値で決めておくと、住宅会社ごとの提案や見積もりも比べやすくなるでしょう。
性能を「選べる」こと自体が、建売にはない注文住宅の強みです。
補助金の対象になる性能水準も、住宅会社に確かめておきましょう。制度は年度で変わるため、最新情報の確認が必要です。
建築中の工程を確認でき、納得して住み始められる

注文住宅では、工事の進み具合を自分たちの目で確かめながら家づくりを進められます。
基礎や構造、断熱材の施工など、完成後には見えなくなる部分を現場で確認できるのは大きな安心材料です。
気になる点があれば、その場で担当者に質問できるでしょう。
工事の様子を写真に残しておけば、将来のメンテナンスやリフォームの際にも役立ちます。
家ができていく過程に関わることで、住み始めたときの愛着や納得感も深まります。
見学できる工程と回数は、契約前に住宅会社に確かめておきましょう。施工の記録を引き渡し時にまとめてもらえるかも尋ねておくと安心です。
打ち合わせの手間と、予算が膨らみやすい点に注意する

注文住宅には、注意しておきたい点もあります。
間取りや設備、外観などを一つずつ決めていくため、打ち合わせの回数が多く、時間と労力がかかります。
打ち合わせの中で「せっかくだから」と設備のグレードを上げたり、広さを足したりするうちに、予算が膨らみやすいのも特徴でしょう。
外構や地盤改良など、建物本体以外の費用が後から見えてくることもあります。
こうした負担は、最初に予算の上限と優先順位を決めておくことで、ある程度抑えられます。
打ち合わせの内容を毎回記録しておくと、言った言わないの行き違いも防げます。
膨らみやすい費用の抑え方は、注文住宅の予算オーバー対策で詳しく解説しています。
予算内で注文住宅を建てるために、最初に決めておきたいこと

予算内で注文住宅を建てるには、最初に決めておきたいことがあります。
まず、土地と建物、諸費用を含めた総額の上限を決め、打ち合わせの途中でも動かさないことです。
次に、こだわる部分と標準仕様でよい部分を分けておくと、費用をかける場所にメリハリをつけられます。
間取りの形をシンプルにする、ある程度プランが決まった規格型の注文住宅を選ぶといった方法も、費用を抑える助けになるでしょう。
工夫次第で、注文住宅は予算の範囲でも十分に検討できます。
最初から複数社の見積もりを同じ条件で比べることも大切です。
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直接ハウスメーカーの担当者へ相談迷ったときに、建売か注文住宅かを決める最終手順

ここまで読んでも決めきれない場合は、次の手順で最終判断を進めてください。
総額を同じ条件で並べ、資金の上限を確かめ、実物を見て、専門家の意見を聞くことで、迷いは小さくなります。
順番に確認していきましょう。
同じ予算で、建売と注文住宅の総額を並べて比べる

迷ったときは、同じ予算で建売と注文住宅の総額を並べて比べてみてください。
比べる項目は、諸費用を含めた総額、延床面積、断熱や耐震の性能、入居時期、譲れない条件を満たすかどうかの5つが目安です。
建売の価格だけを見ると安く感じても、広さや性能をそろえると差が縮まることもあるでしょう。
逆に、注文住宅で希望をすべて盛り込むと、予算を超えてしまうこともあります。
同じ物差しで並べることで、本当に納得できる選択肢が見えてきます。
表は夫婦で一緒に埋めると、優先順位の違いにも気づけます。
住宅ローンシミュレーションで、無理のない上限を確かめる

建売か注文住宅かを決める前に、住宅ローンシミュレーションで無理のない借入額を確かめておきましょう。
借りられる金額と、毎月無理なく返せる金額は同じではありません。
月々の返済額から逆算すると、住まいにかけられる総額の上限が見えてきます。
まるっと住まいの窓口でも住宅ローンシミュレーションを用意しているので、比較の前に試してみてください。
金利や制度は時期によって変わるため、最新の条件は金融機関で確認することも大切です。
上限が分かれば、建売と注文住宅のどちらが現実的かも判断しやすくなります。
モデルハウスや建売の現地見学で、違いを体感する

数字や図面だけで決めきれないときは、建売の現地見学とモデルハウスの見学を両方してみてください。
建売では、日当たりや周辺環境、収納の量など、実際の暮らしを具体的にイメージできます。
モデルハウスでは、間取りの工夫や断熱の体感、設備の使い勝手を確かめられるでしょう。
ただし、モデルハウスはオプションを多く採用していることが多いため、標準仕様との違いを必ず尋ねてください。
見学で何を確かめればよいかは、モデルハウス見学で見るべき数値と動線が参考になります。
両方を見比べることで、自分たちが何を大切にしたいかがはっきりします。
見学の後は、感じたことを家族でメモに残しておきましょう。
中立的な立場の専門家に、条件を伝えて相談する

自分たちだけで比べきれないときは、中立的な立場の専門家に相談する方法があります。
まるっと住まいの窓口では、特定のハウスメーカーに偏らない立場で、住宅アドバイザーが無料で家づくりの相談に応じています。
予算や入居時期、譲れない条件を伝えれば、建売と注文住宅のどちらが合いそうか、どの会社を比べるとよいかを一緒に整理できます。
オンラインで相談できるため、忙しい共働き世帯でも利用しやすいでしょう。
比較の材料がそろえば、最後の判断に自信を持てます。
紹介された会社と必ず契約する必要はありません。
住宅アドバイザーのコメント
質問
同じ予算で建売と注文住宅を比べたとき、実際にはどんな差が出ることが多いですか?
まるっと住まいの窓口の住宅アドバイザーは、次のように話します。
住宅アドバイザー
「建売住宅と注文住宅を比較した場合、『広さ』と『住宅性能』に大きな差が生まれてきます。建売では、『土地+建物の広さ+設備+外構』までセットになった完成物件を購入するシンプルな形になります。一方で、注文住宅では同じ予算でも、土地、建物、住宅性能、外構など予算の配分が変わってきます。
その結果、建物を少しコンパクトにしてでも、断熱性能を上げる・収納を増やす・洗濯動線を短くする・駐車場を使いやすくするといった「自分たちが重要な部分」にお金を使えるのが注文住宅の特徴です。」
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直接ハウスメーカーの担当者へ相談【まとめ】 建売か注文住宅かは、何を優先したいかで決まる

建売住宅と注文住宅は、どちらが正解というものではなく、家族が何を優先したいかで選ぶ住まいです。
早く入居したい、価格を早めに確定させたいなら建売、間取りや性能を暮らしに合わせたいなら注文住宅が向いています。
総額は建売のほうが抑えやすい一方、注文住宅は広さや性能、建築中の確認まで含めて納得できる家をつくれる点が魅力です。
まずは3つの質問で自分たちのタイプを知り、6つの比較軸で両者を並べてみてください。
迷ったときは、住宅ローンシミュレーションで上限を確かめ、中立的な相談窓口で両方の選択肢を比べると、後悔の少ない決断につながります。
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直接ハウスメーカーの担当者へ相談出典

本記事の調査データは、次の一次情報に基づいています。
- 住宅金融支援機構「2025年度フラット35利用者調査」(2026年7月公表)
- フラット35利用者調査の一覧ページ
- 2025年度フラット35利用者調査(PDF)
- 国土交通省「建築着工統計調査報告(令和7年計)」(2026年1月公表)
- 報道発表資料
- 建築着工統計調査報告(令和7年計)について(PDF)
| 本記事で示した数値 | 該当ページ |
|---|---|
| 建売住宅の購入価額 4,214.8万円、住宅面積100.4㎡(全国平均) | フラット35利用者調査 p21「建売住宅融資利用者の主要指標」 |
| 土地付注文住宅の建設費3,737.6万円+土地取得費1,575.3万円(合計約5,313万円)、住宅面積110.3㎡(全国平均) | フラット35利用者調査 p20「土地付注文住宅融資利用者の主要指標」 |
| 2025年の持家20万1,285戸、分譲住宅のうち一戸建て11万5,935戸 | 建築着工統計調査報告(令和7年計)p3 |
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直接ハウスメーカーの担当者へ相談この記事に関連したよくある質問
- 建売と注文住宅では、総額にどれくらい差がありますか?
-
2025年度のフラット35利用者調査では、建売住宅の購入価額が全国平均4,214.8万円、土地付注文住宅が約5,313万円でした。
ただし、注文住宅のほうが住宅面積が広い傾向もある点に注意しましょう。
総額と費用の内訳で詳しく比べています。
- 注文住宅と建売住宅は、どちらを選ぶ人が多いですか?
-
国土交通省の統計では、2025年の持家は20万1,285戸、分譲住宅のうち一戸建ては11万5,935戸でした。
持家には注文住宅などが含まれ、どちらも多くの家族が選んでいます。
着工統計から見た選ばれ方をご覧ください。
- 建売住宅は、やめたほうがいいですか?
-
一概にやめたほうがよいとはいえず、入居の早さや価格の分かりやすさを重視する人には良い選択肢です。
ただし、性能を示す書類や保証の内容は、契約前に必ず確かめましょう。
避けたい建売住宅の特徴を参考にしてください。
- 注文住宅は、入居までにどれくらいの期間がかかりますか?
-
土地の有無や要望を固める早さによって大きく変わり、一律にはいえません。
土地探し・会社選び・設計・工事と工程が多いため、建売より長くかかるのが一般的です。
入居したい時期から逆算して早めに動き出しましょう。
入居までの期間の違いをご覧ください。
- ローコストの注文住宅と建売では、どちらがお得ですか?
-
一概にはいえず、総額だけでなく、広さや性能、間取りが暮らしに合うかまで含めて比べる必要があります。
同じ予算で両方の総額と条件を並べると、自分たちにとってのお得さが見えてきます。
同じ予算での比べ方を参考にしてください。
- 建売住宅でも、間取りの変更はできますか?
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完成済みの建売住宅では、間取りの変更は基本的にできません。
建築前に販売される物件では、色や一部の仕様を選べる場合もありますが、範囲は限られます。
間取りにこだわりたいなら注文住宅も比べてみてください。
間取りとデザインの自由度で違いを紹介しています。
- 住宅会社選びで、避けたほうがいい会社の特徴は何ですか?
-
会社名より、対応の特徴で見極めるのが確実です。
デメリットを説明しない、見積もりの内訳が「一式」ばかり、値引きを理由に契約を急がせる会社には注意しましょう。
質問への答えが具体的かも判断材料です。
専門家への相談方法も参考にしてください。
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